寒中お見舞い申し上げます。

遅ればせながら、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

日本ではすでに新年の香りは過ぎ去り、また中国では新年(春節)を迎える直前、どこも慌ただしい日常に追われていることでしょう。

そんな中、古い友人が一時帰国して、日本4都市をめぐって活動報告をするとのこと、出かけてきました。在中国14年になる原田燎太郎さんと菅野真子さんたちが主宰する「家-JIA」は、日本はじめ海外からのキャンパーがハンセン氏病の元患者たちの住む回復村に住み込み、ボランティア活動に従事しつつ、彼らへの偏見を払拭し、地域や自分自身そのものを「回復」する活動として取り組まれてきました。「家-JIA」は今や広東省では知られた福祉団体となり、原田さんもまた2014年に「シチズン・オブ・ザ・イヤー」を受賞されたとのこと。彼らが中国において日本への好感度の増進にどれほど貢献してきたかは静かに伝わり始めているようです。

しかし、「善意」の活動を取り巻く現実は日に日に厳しさを増しています。人々に幸福と新しい価値観をもたらす素晴らしい活動だからこそ着実に発展していくことはむしろ責任だとも思う中、組織が持続可能であるためにはどのような条件が必要なのか、そんなことを冬空の元、しかし熱くともに考えさせてもらうひとときでした。

(記事引用:2016年1月17日 朝日新聞 GLOBE)

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