昨日15日、京都の老舗市のひとつ、百万遍知恩寺の手作り市に出かけてきました。
出店する友人を応援するため初めてのぞいたのはたしかバブルに浮かれ疲れたはるか昔、20世紀も終わりの頃でした。けれど多くの買い物客が個性的なおしゃれを楽しみ、見知らぬ人とも会話を弾ませる様子は今もあまり変わっていない気がしました。手作りの良さを伝えながら生活そのもののあり方や地域社会とのつながりを見直そうという機運は時を越えて、むしろ不安定な時代ゆえにしっかりと受け継がれているのかもしれません。聞けば今年で開催25年目とのこと、主催者の方々の努力に自然と頭が下がる思いがしました。
京都では英語圏出身の外国の方は珍しくありませんが、気づくとあちこちでひそやかな中国語も聞こえてきました。バブルという時代状況を経て人々のニーズはますます広がっているように思います。
関連HP http://www.tedukuri-ichi.com/
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